僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

新卒で入った会社をすぐに辞めるのはどうなのか?僕なりの考え。

どうも管理人です。

「新卒で入社した会社に未来がなさそうです…」23歳の新入社員は転職すべき? | ニコニコニュース

こんな記事を見つけたので、僕なりにも新卒で入った会社をすぐに辞めていいのか?ということについて書きたいと思います。

 

▼僕も最初そうだった。


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僕も今の会社に入社したばかりの時は、「絶対に辞めてやる!」と思って入社した一週間後にはリクナビネクストに登録していました。

新入社員あるあるですね。

で、1年くらいは同じように辞めてやる!って思っている同期と愚痴を言い合いながら過ごしていました。その同期は実際に一年しないうちに本当に辞めました。

僕はというと辞める勇気もないので、だらだらと仕事をして、なんとなく過ごす毎日でした。

 

▼きっかけは同期の女の子。

そんな僕に転機が訪れました。

転機っていうと大袈裟な感じですが、今まであまり接点のなかった同期の可愛い女の子と仲良くなり始めて、よっしゃ、振り向かせるために仕事頑張るぞ!という単純な理由で今までだらだらやっていた仕事を、一転、超頑張り始めました。

で、そうするやいなや意外や意外、色々勉強したり、頑張り始めると仕事が面白いと思えるようになりました。

面白いと思い始めてからは休みがなくても気にならなかったし、むしろ休みの日より仕事している方が楽しいかも!?と思うくらい考え方が変わりました。

で、まぁその後その同期の女の子と進展することはできなかったのですが、この子がきっかけで仕事の楽しさに気づいたのです。

 

▼頑張り続けた結果見つけた答え。

そして、それから数年、僕は会社で頑張り続け、次第に重要な業務も任されるようになっていきました。

重要な業務を任されると当然辛くもあったんですが、やりがいもあってますます楽しくなっていったんです。

ただ、同時に物足りなさも感じるようになっていきました。

やっぱり人間不思議なもので、楽しかった仕事もだんだん慣れてきちゃって刺激がなくなっていくんですね。会社も安定志向だからますます刺激がない。

周りの社員の情熱のなさも気に入らないと思うようになっていったし、明らかに自分より仕事をしていない人が出世する、という状況も経験しました。

 

そんな中、どんどん膨らんできたのは昔からやりたかったライターに挑戦したい!という気持ちでした。

 

▼仕事を頑張ってきたからこその。

僕は仕事をすることが比較的好きな人種です。

仕事の楽しさを知った僕は自分のやりたかった分野で一生懸命働いたら、もっと楽しいんじゃないか?という思いにとらわれ、入社して7年経った今、実際に転職活動を行い、内定をもらいました。

 

結果としてどうせ辞めるのなら早く辞めた方がよかったのでは?と思う時もありますが、やっぱりこのタイミングでよかったと思います。

なぜなら今の仕事を頑張ってきたからこそ、仕事の面白さに気づいたし、自分に対しての自信も生まれました。

だからネガティブな転職の時とは違って「やってやるぞ!」って気持ちが強いんです。

もう本当に胸の中でマグマみたいにやる気が煮えたぎっています。

これがもし、入社1年目で辞めていたらこういう気持ちはなかったし、企業選びもとにかく楽な会社、という方向性に動いていたと思います。

 

だから僕は新卒で入社した会社をすぐに辞めることはおすすめしません。

まずは今の仕事を一生懸命やってみて、仕事の楽しさを知ることが大事だと思います。

そのうえで、他にやりたいことができた、というのであれば転職すればいいんです。

 

個人的にはやりたいこともないのに転職する人の気持ちはよくわかりません。よっぽど今の仕事がブラックだったら別ですがどこにいったってその人にとって、仕事はつまらないものとして映り続けるでしょう。

 

▼まとめ

仕事の楽しさを知らずに会社を辞めるのはただの弱さです。

必ずしもまず3年は勤める、みたいな考え方は不要だと思いますが、頑張る年数として妥当なのが3~5年なのかもしれません。

とにかく今の仕事を頑張る。判断はそれからです。