僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

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【転職活動について】会社を辞めてみて思う、どうしてもっと早く転職しなかったのだろう。

どうも管理人です。

僕は以前の会社を辞めてからそろそろ一か月くらい経ちそうなんですが、今はもうどうしてもっと早く辞めなかったのだろう、と後悔しています。

そのことをちょっと書きますね。

↓ちなみに転職活動について書いた記事。

 

akuryou.hatenablog.com

 

 

▼以前の会社は7年勤めたが。

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以前の会社には約7年ほど勤めていました。

7年も勤めるともう若手とかじゃなくて中堅のレベルになってきて、何となくですが会社のことが本当の意味でわかってくるんですよね。

そして年齢的にも大卒であれば30歳くらいになる時期になるのもこの勤続年数からです。

でも僕も痛いくらいわかるんですが、このくらいの年数勤めちゃうと、良くも悪くも居心地がよくなってしまって、辞めるのにもそれ相応の勇気が必要になってくるんですよ。

だから大体このくらいの年数勤めると辞める人っていうのはどの会社でも激減してくると思います。

まぁ要は、何となく満足はしていないんだけど、転職するのは何となくめんどくさいから今のままでいいか、というどちらかというと惰性的な感情。

当然中には「俺はこの会社でやっていくぜー!」って熱意がマグマみたいに煮えたぎっている人もいるとは思いますが、大体の人は惰性で残っている人だと思います。

僕はどちらかというと、最初は「やっていくぜー!」っていうタイプだったんですが、段々重要な仕事とかを任されていく中で、色々わかってきてしまって、この会社にずっといるのはどうなんだろう? と疑問に思って「転職しようかな……」と考えだしました。

 

▼本当にこの会社にあと30年以上勤められるだろうか。

じっくり今の会社にいる自分を考えた時、「え、本当に俺、あと30年以上この会社に勤めるの!? ちょっと嫌だな」と素直に思いました。

僕自身、挑戦したい分野の職種があって今の仕事はそれとかけ離れている事、そして前述した会社の嫌な部分も色々わかってきてしまっているため、今のままでいるのが本当に正しいのだろうか? って疑問に思うようになっていったんです。

そう思っても、結局転職しない方が、安定しているし、それに変化がない分、安心だ、という面もあり、嫌だなと思いつつもやっぱりどこか積極的になれない自分がいました。

それに会社では僕自身それなりに重要な仕事をしていたし、結婚もしている。

本当に辞めちゃっていいのかな? という不安と、どこか責任感みたいなのが入り混じって、動き出せなかったんですね、最初は。

 

▼転職活動をしながらも心の中では迷っていた。

そんな風な気持ちが完全に抜けないまま転職活動をしていました。

いくらやりたい仕事につきたい、という気持ちがあるといっても、世間の人々は興味のない仕事に汗水たらしているのが当たり前な話であって、今さら挑戦とかするなんてどうなんだろう、という気持ちもあり、どこか罪悪感みたいな気持ちがあったんですね、転職活動に対して。

そんな僕に決定的な出来事が。

まさに「会社は何もしてくれない」という言葉は正しい、という出来事でした。

軽く説明すると、僕の後輩的なポジションの人がいわゆる出世的なことをしたんです。

この後輩的な人がすごく優秀な人ならわかるんですが、本当に仕事のできない人で、正直新入社員くらいの能力しかないひどい人でした。

「他の会社だったらクビになってもおかしくないよな……」といつも思うくらいミスばっかりするし、しかもそれが一向に改善されない。

仕事も遅く、精度も悪い。いつもてんぱってばかりいて、お世辞にも「優秀」とは言えない人でした。

でもそんな人が出世したんですよ。

僕はびっくりしましたね、本当に。周囲のその人のことを良く知る人は「え、なんで……?」と言っていました。

てんぱっている姿が逆に頑張っていると評価されたみたいなんですよ、その人は。

もうそこから本気でばかばかしくなってしまいました。こんな評価体制じゃ頑張る意味なんてどこにもないじゃんって。

会社に迷惑がかかるとか、そういう罪悪感で転職を躊躇していたのがあまりにも馬鹿馬鹿しいことだというのを身をもって知りました。

でもどの会社でもあると思うんですよね、こういう人事って。だからこそ「会社は何もしてくれない」っていうのはどの会社でも当てはまること。つまり誰にでもこういうことは起こりうるということ。

罪悪感みたいなもので転職を躊躇する必要はないんです。

 

▼で、会社を辞めてから思うこと。

で、いよいよ会社を辞めて一か月くらい経った今の心境なんですが、自分はいかに狭い世界で生きていたか、というのを身に染みて感じています。

自分に迷いを持ちながら働き続けることに何の意味があったんだろう、と思います。

人生の大半って仕事に時間を費やすものなので、そういう心境=人生の大半を迷いを持ちながら生きていく、ということになるんですよね。

そんなの人生全然楽しくないですよね。

そりゃあ仕事なんで楽しいことばかりじゃなくて辛いこともたくさんあります。

でも辛いとつまらないは=ではありません。

あのまま勤め続けていたら、と思うとぞっとします。僕の人生はきっとつまらないまま終わってしまったに違いありません。

 

▼僕は真面目すぎた。

僕はとにかく真面目すぎたなぁ、と思いました。

その真面目さが良い方向に動いていたこともありましたが、やはり自分の行動を制限するという意味では逆効果でした。

真面目というよりかは色々臆病だったのかもしれませんね。

変わることは確かに怖いことですが、黙っていても変化っていうのは必ず起こるものだし、変わらないものなんてどこにもない。

であればできもしない現状維持にしがみついていないで、自らやりたい方向に変化していくべきだと僕は思います。

この考え方にたどり着くのがちょっと遅くて、僕は以前の会社に7年勤めてしまいました。個人的にはあと2年早く行動したかったな、と思いますが、もう過去を振り返っても仕方がないので、無駄にしてしまった時間を取り戻していきたいと思っています。

 

▼まとめ

だらだらと長く書いてしまいましたが、もし転職活動をすることに躊躇している方がいたらこれだけは考えてほしいです。

・会社は何もしてくれない。

・自分一人がいなくなっても会社はまわる。

・本当に定年まで働きたいと思える会社なのか。

・自分は他に本当にやりたいことはないのか。

1回きりの人生なんですから、変に真面目に考えない方がいいですよ。

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