企業ライターの仕事内容と実際の感想。ライターを目指す人は慎重に!
僕はとある企業でライターとして働いています。
僕もそうでしたがライターの仕事って何となく憧れみたいのがあって、結構なりたい人が多い職種だと思います。
だからこそ、
「どんな一日を過ごしているのか」
「未経験の人でも大丈夫なのか」
というのは気になるところだと思います。
そこで今回はライターの日常や、実際なってみてどうなのか、というのを書いてみたいと思います。
- 僕は未経験から入りました
- 未経験でもやっていける?
- ライターに求められる文章
- ライターの1日
- ライターの仕事は楽しい?
- 小説家になるのに役立つ?
- それでもどうしても未経験からライターになりたい人へ
- まとめ
僕は未経験から入りました
まず、僕は今まで違う職種でずっと働いていて、未経験からスタートしています。
詳しい年齢は伏せますが30歳に近い年齢からスタートしているので結構遅めです。
Webライターであれば未経験okの求人があるので、粘り強く応募していればとりあえずどこかに入社はできると思います。
未経験でもやっていける?
次に未経験でもやっていけるのか、というのを不安に感じる方もいると思います。
答えは「人による」といったところです。
ライター志望の人は基本的に読み書きが好きだと思いますが、やはり仕事なので趣味とは違い、かなり厳しく見られ、意外と過酷です。
現に僕の会社のライターは、ほとんどの人が入れ替わってしまいました。
みんな読み書きが好きで入ってきているのにもかかわらずに、です。
最終的にはライティングが嫌いになって辞めていくorできないから辞めさせられるといった人が多いのです。
そのため、決して簡単ではない、というのは覚えておきましょう。
ライターに求められる文章
そんな難しいライターの仕事ですが一体どんな文章が求められるのか。
それはざっくり言うと、とにかくわかりやすい文章です。
ライターと聞くと表現力豊かな文章が求められそうですが、逆にそういう文章は長くなりがちで読みにくいので敬遠されがちです。
例えれば、家電の説明書のような、機械的で誰でも簡単に読める文章が必要とされているのです。
意外とそういった文章を書くのは難しく、大したことない文量でも時間がかかります。
ちなみにこのブログの文章は基本的に全部だめです笑。
というか、ブロガーさんの文章は、それが有名な人のものであってもダメなものが多いです。
一文字も何となく書いた文字があってはいけないという簡潔さがとにかく求められます。
ライターの1日
さて、ここで気になるのはライターはどんな1日を過ごしているのか、だと思います。
内訳としては大体1日の半分は書く内容の調べごと。残り半分が文章を書く、といったところでしょうか。
でこの文章に関しては書くというよりも「情報をまとめる」ことに近いと思います。
コラム的な内容だったら面白さも求められると思いますが、大半の仕事においてそんなものは求められていません。
そのため、よく書く内容について調べる、ということが一番大切で、そのあとに関しては結構機械的に内容を並べる作業になります。
で、書いた内容を責任者に見せてOKであればリリース。
ただ、ここで大体修正が入るので、指摘された箇所を改善して提出、というながれを繰り返します。
ライターの仕事は楽しい?
結論から言うとライターの仕事はそれほど面白いものではありません。
単調な作業に徹することになるので、刺激はないし華やかなことはほとんどありません。
誰にでもできる仕事ではありませんが、とにかく地味なためモチベーションが保てるかは人それぞれかと。
やりがいに関しては正直別の職種の方がはるかにあると思います。
ライター職になりたい人はこのように「面白くない仕事」ということをしっかり理解した上で目指すべきだと思います。
小説家になるのに役立つ?
読み書きが好きな分、小説家志望の人もまれにいたりします。
書くことの練習になるからライターになりたい!という人は結構多いみたいですね。
ちなみにブログのタイトル通り僕もそのクチです笑
とりあえず役立つか役立たないかでいうと、「まぁ少しは役立つんじゃない?」という程度です。
というのも、ここまで人に見せて修正を繰り返すって経験はなかなかないので、嫌でもそれなりに文章が安定してきます。
ただ、あくまで「それなり」です。
前章までで語った通り、表現力は求められないのであまり小説的な文章の練習にはなりません。
文章を書くことが勝手に習慣化するというのはプラス要素ですが、それならブログでもいいじゃんというのが真理。
そのため、小説家になりたいからといって、安易にライターを目指すのはおすすめしません。
それでもどうしても未経験からライターになりたい人へ
ここまでで、ライターの仕事は大して楽しい仕事ではないというのがわかってもらえたと思います。
ただ、それでもライターになりたい気持ちは変わらない!というのであれば、目指すのもいいと思います(やめたほうがいいと思いますけど)。
フリーライターでもいいと思いますが、最初は企業に雇ってもらった方が安心です。
僕の見てきた中だと、「ワークポート」という転職エージェントが多くの未経験OKのライター求人を持っていました。
ここはIT系の転職エージェントなのですが、未経験OKのライター求人は基本的にWEBライターになるので、ワークポートの得意分野。
ゲームのシナリオライターなんかの求人もあったりして、未経験からライターを目指すに最適な転職エージェントだと思います。
転職サポートサービスは無料面談の後に受けることができるので、一度登録してみてはいかがでしょうか。
★ どうして無料で受けられるの?
転職エージェントは最初から最後まで使用料金は一切かかりません。
それはエージェント会社はめんどうな採用工程を企業に代わって受け持っている側面もあるため、使用料金は企業側が払っているからです。
そのため、求職者側は完全無料で安心してサポートを受けることができます。
もうひとつおすすめなのは「キャリコネ」。
こちらは転職エージェントではなく、転職サイトですが企業の口コミ情報が多数あり、リアルな内情を知ることができます。
ライターの仕事は僕的には楽しくないものですが、人によっては面白いと感じているかもしれません。
そういった情報を見て冷静に判断するのも大切です。
また、ちょっとライターってどんなものなのか試してみたい、という方には、「クラウドワークス」がおすすめ。
1件100円くらいの単位でライティングの仕事があるので、ちょっとしたライター気分を味わえます。
本当に稼いでいる人はクラウドワークスで20~30万とそれこそフリーライターとして自立した収入を得ている人もいるみたいです。
そのため、今の仕事の副業として初めて、ゆくゆくはフリーへ、と考えている人にもぴったりです。
まとめ
何度でも言いますが、ライターという仕事は大して面白くありません。
そのため目指すならただの憧れだけで始めるのはおすすめできません。
ただ、どうしてもなりたい人のことは止めないし、良くない点を知った上でまだなりたいと思えるような人がなる職業だと思います。