言霊っていうのかわからないけど、その人の思い入れのある言葉には力があるんだ。
どうも管理人です。
良い文章ってなんだろう?って考えると、文章が綺麗だとか、大体の人はそういうことを思い浮かべると思います。
でもそうではないと思うんですよね。
▼本当に心の入った言葉には力がある。
やっぱりどんな文章が一番人の心を動かすかっていうと、その人の心が入った言葉が一番、他人の心に響きます。
それがどんなに文法的に誤っていようとも、またどんなにたどたどしかったりしてもです。
僕は小説家になりたいと思っていますが、小説家に必要な能力って、どれだけ自分の言葉に心を込められるか、この一点に尽きると思うんですよね。
うわべだけの綺麗な言葉は、一見いいな、と思うかもしれませんが、それで自分の心が動くなんてことはないんです。
▼なぜそういう風に思ったのか。
なんでそんなことをいきなり言い出すかって、今日親族の葬儀があったんです。
僕にとって祖父だったんですが、喪主の方(祖父にとっては息子)がお清めの食事の場で軽いスピーチをしたんですね。
祖父のことを語ったスピーチでしたが、かなり感動しました。しゃべり方とかたどたどしかったし、まとまりのない内容ではありました。
けど、そんなこと関係なく感動したんです。
それが何でかって、ひとつひとつが強い気持ちの入った言葉だったからです。
こういうのを言霊って言うんでしょうか?
もし同じ内容をもっとスピーチのうまい他人が行っていたとしても何も感じなかったと思います。
祖父のことを本当に考えた言葉だったからこそ、力があって心に響いたんです。
▼言葉は単純なものじゃない。
言葉って本当に不思議なもので、その人の経験だとか色んなバックボーンがすべて乗っかって上で、この世界に放たれます。
人生経験の浅い人が何を言っても何も感じないし、逆に経験のある人間の言葉は、その質が圧倒的に違います。
日本語はたしかに複雑ですが、いくら複雑だとは言っても同じ内容でも込めている力によって、全然違う内容になるのですから言葉って本当に不思議ですね。
▼心を込めて書くことを意識したい。
僕はこれからライターとして働くことになるんですが、
転職活動終了しました。ライターとして働けることに。 - 僕の頭の中の悪霊
文章書く仕事なので、当然心を込めた文章を書きたい。
ちなみに僕は小説を書くときは、一度パソコンで打ってそのあと印刷したものに赤ペンで修正や追加で書き足していくというスタイルです。
個人的にこうしないと心が込められた文章にならないんです。
ブログではさすがにそこまでしませんが、それくらいの意識を持ち、こだわりをもって文章を書いていきたいですね。
▼まとめ
言葉って言霊って言葉があるように、人の気持ちが乗り移る不思議なものです。
気持ちのこもった言葉は必ず他の人にも響きます。
せっかく文章を書くのであればそういう点も意識してやっていきたいと思います。