中央大学、船津彰馬主将が来期は主将ではなくなるようです。
どうも管理人です。
箱根ファンなら誰しもが知っているであろう中央大学の船津選手。1年生から中央大学の主将ですね。
なんていうかあんな人間的に優れた学生はなかなかいないと思います。とにかく単純にただただ感心してしまう。
そんな船津選手ですが来期は主将ではなくなるみたいですよ。
▼自分の競技に集中してほしい。
とにかく恐ろしいリーダーシップの持ち主の船津選手。
中央大学が箱根予選会で落ちた時のあの叫び、「先輩たちを悪く言う人は僕が受けてたちます!」あの姿はもうとても大学一年生とは思えない、下手な大人よりも立派な姿でした。
僕が会社の人事だったら船津選手に会社に来てほしいです。あんなしっかりした大学生なかなかいないもの。
そんなTHE主将みたいな船津選手ですが来期の中央大学は別の選手が主将になるみたいですね。
その理由はひとえに、自分の競技に一年間集中してほしいという藤原監督の想いから。
中央大学は歴史ある大学ですから、OBたちの重圧もかなりのものだったと思います。
それを先頭で受け止めていた船津選手。藤原監督もその姿を目の前で見てますから、少し休憩してほしいということなのでしょう。
そんな監督から見ても「辛いだろう」と思われるポジションにいながら10000メートルで28分30秒台で走るなど優れた結果を出していますから、どれだけ気持ちが強くて、人格的にも優れた選手なのかがわかります。
もっとすごいのは藤原監督のコメント。
「どうせ4年生になったら船津はまた主将になるでしょうから」
もう、監督にそう言わしめさせるほどの人間。
すごいとしか言いようがありません。
▼僕が大学一年生の頃なんて。
船津選手を見ていると、僕が大学一年生の頃なんてほんと何にも考えたなかったなぁ、と考えさせられます。
あんなみんなの見てる前であんな風に叫べるほどの熱さがありませんでした。
同じ箱根駅伝を目指していながら、人間性に遥かに差があったと思います。
でも僕が子供だった、というよりは船津選手が本当に人格者なのだとつくづく感じます。
こんな選手だと、見ている方も素直に応援したくなりますし、大きな結果を残してほしい!とも思います。
是非、「休憩期間」を使って個人の選手としての大きな結果を出してほしいですね。
▼次の主将は雑草魂!
余談ですが次の主将は関口選手、副主将は今年の箱根駅伝も走った中山選手だそうです。
実はふたりとも一般入試で中央大学に入学して、最初は正部員にもなれなかった叩き上げの雑草魂をもったコンビ。
中山選手は15分オーバーの5000メートルの自己ベストから今では13分台で走る超主力に成長している選手です。
こういったいわゆる「ハート面」を重視しての主将の選定は大歓迎です。
船津選手もこの二人になら任せられる、と思って素直に今回は主将の席を譲ったのではないでしょうか。
▼まとめ
中央大学のチームカラーが船津主将のおかげで「熱血」的なものに変わってきています。
素晴らしいリーダーシップをもった人間が、組織を変えることができるというのを体現してくれたものすごい大学2年生です。
来期は個人の成績でもスーパーエースになって、中央大学を引っ張り続けてほしいですね!
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