【箱根駅伝】青山学院大学、原晋監督の思い出を語る。
どうも管理人です。
今でこそ箱根駅伝四連覇の偉業を成し遂げたり、テレビにもばんばん出演している青山学院大学、原監督ですが、僕が現役の大学生の時は全然今とは違ってたんですよね。
▼良い選手が集まるが潰れる。というイメージ。
僕が現役の大学生だった時の青山学院大学は、まだ学校として駅伝を強化し始め、という段階でした。
近い時期に城西大学、明治大学、上武大学、麗澤大学など、多くの大学が駅伝を強化し始めていた時期なので青山学院大学もその中の一校に過ぎない、という印象でした。
そんな中で城西大学と上武大学は監督に指導力があって伸びている、という感じでしたが、青山学院大学は反対に、ネームバリューで良い選手は集まるのに全然伸びない。というのが当時の青山学院大学でした。
正直、当時の感じを生で知っている人はみんな青学がこんなに強くなるなんて思ってもみなかったと思います。
むしろ当時は麗澤大学の方が評価が高かった?と、思うくらいですから。
▼出岐や大谷あたりから一気に変わった。
そんな中でも本戦出場を果たしたりもしていましたが、「良い選手が集まってるから当然」という印象が強く、指導力とかはまったく注目されませんでした。
でも本戦でシードを取ってから流れが変わってきた気がします。特に出岐や大谷あたりの世代が一気に結果を出してきて、あれ?青学強いかも??という感じに周りの見方も変わっていきました。
大谷は埼玉県で有数の選手でしたが、出岐は高校時代無名の選手。そんな選手が台頭し始めてから一気に青学は成長していきました。
▼久保田、神野、一色。
それからどんどん素晴らしい選手が誕生していきました。
久保田はロードにめちゃくちゃ強い1区のスペシャリストに成長し、神野はご存じの通り山の神へ、そして一色は最早2区に固定みたいな選手になっていました。
この3選手が卒業する度に、来年はヤバイんじゃないかって思いましたが今のところ絶対に次の選手が出てきているのがすごいところ。
1区には梶谷、鈴木がいるし、2区には今年森田が台頭しました。5区は山の神ではないものの、竹石が好走して、有力選手がいなくなっても崩れることなく優勝を続けています。
他の大学はここまでポンポン代わりが育ってこないので、青山学院大学の指導は間違いなく良い!という証明にもなっています。
▼原監督の頑張りの結果かな。
最初から順風満帆ではなかった青山学院大学が、ここまで成長したのはやはり監督の努力の成果と言っても間違いではありません。
当然、本当に努力しているのは選手ですが、選手が努力できる環境をつくる能力が監督にはあるんでしょうね。
学生駅伝ってやっぱり有力選手卒業後の次の選手育成が難しいところなのですが、毎年色んな選手が台頭してくるのはさすがとしか言いようがありません。
なんとなくですが、原監督は企業の社長とかになってもうまくいきそうな気がします。
本人も楽しんで監督の仕事をしているし、積極的に色んなことを取り入れ、チャレンジしている。
サラリーマンとしても見習うべき、このバイタリティ溢れる仕事への姿勢が成功に繋がったのでしょう。
▼まとめ
青山学院大学は決して最初から強かったわけではありません。むしろ最初の時の評価は「最低」レベルでした。
それが今や大学ナンバーワン。
積極的な姿勢や努力が結果に結び付く良い例ですね。
サラリーマンであるわれわれも見習うべき点はたくさんあると思います。