【君の名は】テレビ初放送!ひさしぶりに見て個人的に面白かったポイントを語る
どうも管理人です。
君の名はが昨日初めてテレビで放送されましたね。僕は当時映画館で見たぶりの視聴になったのですが、やっぱり面白い。
個人的に面白かったポイントを書いてみました。
▼ヒロインの三葉が可愛い。
まぁまずこれ。
まず方言が可愛い。なまってる女の子って可愛いですよね。ちなみにラブライブサンシャインの国木田花丸もなまりという設定ですが、あれはちょっと無理があると思います(ずらってなんだ)。
あと表情が豊かなのが可愛い。性格的に特別そこまで明るいキャラクターではなくて、いたって普通の女子高生って感じなのですが、表情は豊かですね。見ていて飽きません。
そして髪の毛が短くなっても可愛い。うん、これ。長い時も可愛いんですが短くなるとまた可愛い。でもタキくんは「前の方がよかったよな」ってぼそっと言ってたりします。
余談ですが長い時の三葉の髪型って一度三編みみたいに編んでから結んだりしてるから結構こってるんですよね。そんな細かい設定が魅力だったりもします。
最後にごはん食べ過ぎかな?みたいに悩むのが可愛い。
最初の方でご飯をよそうとき、ボソッと「たべすぎかな?ま、いっか」みたいなことを言うんですがこういう細かい台詞がまたいいですよね。本当に特別な個性のない等身大の女子高生って感じなのですが、細かい所までこだわっているから魅力的なキャラクターになっていると思います。
▼映画全体を通してテンポが良い。
ありますよね、何か妙に説明くさい映画。アニメでいうといわゆるセカイ系とかによくある感じ。
あとは細かい設定を世界観を出すために、たらたら場面的に見せる映画。
専門用語をずらずら並べてきてそれっぽい雰囲気をつくろうとしている映画。
ようはこういう要素って好きな人は好きだけどそうではない人にはつまらないんですよ。まず本筋とあまり関係がないんで。
でも君の名はにはそういう「ちんたら」してるシーンがほぼない。次々と場面が変わって、見てる方を飽きさせない。
余談ですがfateの映画もテンポがよくて見ていてあきないですね。最初に士郎とセイバーが出会うシーンをぶわぁぁぁと省略することで(見た人にはこの説明で通じるはず)、かなりテンポがよくなってると思います。あと説明くさいシーンはあるにはありますが、アクションと同時になってるので見ていて飽きないんです。
こういう視聴者を飽きさせない工夫ってやっぱり大事ですね。
▼ストーリーはある意味ありがちだが?
ストーリーは正直そこまで新しいものではありません。ある意味ありがちっちゃありがち。
でもそれで面白くなるのは映像の綺麗さと、きちんとキャラクターを描いているから。
三葉の友達みたいなちょいキャラでも結構いい味だしてますよね、最後結婚してるし。で、この結婚するのがわかるシーンで、仮に二人がどうでもいいキャラだったら、へぇー。で終わるんですよ。でもね、我々視聴者はみんな、おー!この二人結婚するんだ!ともう気持ちは二人を祝福ムード(僕だけ?)。
これはちょいキャラでもいきいきと描けてるからが所以だと思います。
あとはたとえばタキくん入れ替わる度に、三葉の胸触りますよね?あれ、男性視聴者はあー、わかる!ってなってかなり感情移入できます。こういうところをあまりイヤらしくなりすぎずに描けてるのもいいですね。
▼二人はほとんど直接話していない。
あらためて見て驚いたのは、実際三葉とタキくんってほとんど直接話してないんですよ。
御神体で二人が出会うところのみですね。
でも見てる方としてはそうは感じない。二人はかなり密接に繋がっているように感じられます。
それがまたうまいところかなーと思います。
まず、二人は入れ代わりを通じてお互いを好きになりますよね?タキくんなんて憧れの先輩への興味が中盤から完全に薄れています。でも二人は実際はほとんど話していない。
これ視聴者も同じような体験させられてるんですよ。
入れ代わりのエピソードを何度も見ることによって二人のキャラクターの魅力を知り、好きになる。
だからなおさら感情移入して見ることができるのかもしれません。
▼次回作にも期待!
次回昨はCMでも流れてたクロスゲーム?ってやつなんでしょうか?
とにかく新海誠監督は今まで妙に叙情的に描きすぎるきらいがあって、大ヒットは生み出せずにいました。でも君の名はで視聴者を楽しませよう!という意識が生まれたのが感じ取れます。
以前より映像美には定評があったので、今後も次の作品を期待せずにはいられませんね!
ちなみに君の名はにはスピンオフ的な小説があります。「君の名はロス」になっている人はぜひ読んでみては?