残業60時間以上の人の方が幸せだというアンケート結果があるらしい。
どうも管理人です。
<調査>残業60時間以上、健康リスク高くても幸福度は上昇 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
この記事を読んだんですが、なんと残業時間が多いほど幸福度が高いというアンケート結果がでたみたいなんです。
▼残業時間が多い方が幸せってなんだ?
調査は昨年10月、社員10人以上の企業に勤める管理職1000人と従業員5000人の計6000人を対象にインターネットでアンケートを行った。8日に両者が共同で記者会見し、結果を発表した。
で、その結果が添付グラフなんですが、当然まず、残業時間が少ない方が幸福度は高いんですね。
でも60時間以上の残業になるとそれまで残業時間と比例して下がっていった幸福度がなぜか回復します。
これすごく面白い結果のように見えますが、社会人の方なら何となくこの結果の意味がわかるんじゃないでしょうか?
▼残業時間が多い人の特徴。仕事ができる人。
僕は残業時間が多い人には二種類のタイプの人間がいると思います。
まず第一に「仕事がめちゃくちゃできる人」。
悲しいかな人間って仕事ができる人に仕事を集中させる傾向があります。
仕事ができる人は残業も少ない!という話をたまに聞きますがあんなの実際に働いていない人の机上の空論です。
実際はいくら自分の仕事を早く終わらせても他人の仕事やプラスアルファが降ってくるので必然的に残業することになります。
(もちろん会社によるんでしょうけど)
仕事ができる人って当然意識も高いから、そりゃあ60時間以上残業していても幸福度は高いと答えますよね?
▼仕事ができない人も残業が多い。
反面、「仕事ができない人」も残業時間が長かったりします。
というか「仕事ができないけどやってる感を出す人」というのが正しいかもしれません。
これが二種類目のタイプですね。
こっちは結構たちが悪くて、仕事ができないから自分の仕事だけで長時間残業して、「俺は大変だ!」って感じのいわゆる大変アピールをする。
悲しいかな日本の会社ってこういうやつの方が認められたりするんですよね。
このタイプの人って自分を認めてもらいたいって気持ちが高いです。
でも残業をいっぱいして大変アピールをすると日本の会社ってその人のことを認めちゃったりするんで、そりゃ幸福度も高くなります。
仕事ができる人に比べて明らかに非効率な存在なんですけどね。
▼まとめ
僕の残業時間と幸福度についての考察いかがでしたでしょうか?
こうやってあらためて文章にすると仕事ができる人って不遇な感じがするんですが、だからこそできる人ほど転職をするんでしょう。
できる人の幸福度はきっといつか下がります。会社はもっとできる人を繋ぎ止める努力が必要なのかもしれません。