僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

楽しくないならその仕事は辞めた方がいいのか?

どうも管理人です。

みなさん、突然ですが今の仕事は好きでしょうか?

人生において仕事って費やす時間も時間なので、もっとも重要って言ってもいいくらいのものだと思うんですね。

八百屋の人生は八百屋のそれになるし、プログラマーの人生はプログラマーのそれになる。

 

つまりつまらない仕事をしていれば、つまらない人生になる?

僕も直面しているこの問題、ちょっと考えてみました。

 

▼まず仕事を一生懸命やっているか?


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まず個人的には社内である程度あの人すごいね、って言われるくらいまでになっていない人はあまりこの問題を考えない方がいいと思います。

僕も入社したての頃、「つまんないなー」と思いながら適当に仕事をしていました。

当然周りからの見方は「あいつやる気ないな」っていう感じでしたね。

でもまぁ社内で好きな女性ができたことをきっかけに、「良い所みせてやる!」っていう一心で仕事を頑張り始めたんですよ。

そしたらあれよあれよと仕事が楽しくなってしまいました。会社の本質は何も変わってないのにですよ?

また新しい価値観も生まれました。

僕は一生懸命やる前は絶対残業も休日出勤も嫌だ!と思っていたんですが、楽しいもんだからそのへんも全然気にならなくなったんです。

これはすごい進歩です。学生の頃、残業の有無とかを気にしていた自分が馬鹿みたいでした。

 

結局頑張るきっかけとなった女性とどうにかなることはできなかったのですが、気づきをもらうことができてよかったです。

なので、まず仕事をぼんやりやったいて、「つまんないなー」と思っている人はまず一生懸命やること。そうしたら違う世界が見えるかもしれません。

 

▼ここにいるとやばいかも?と思う瞬間。

そんな僕が「ここにいても駄目なのかもしれない」という風に思ったのはとある他部署の責任者に当たる人の行動を見たことがきっかけでした。

冬とかオフィスって乾燥しているんで加湿器とかつけてるじゃないですか、モクモクって。

で、ある日その人が加湿器を掃除しだしたんです。真っ昼間から。他にいくらでもパート社員がいて頼める環境なのに。

いや、別にそんなのいいんじゃない?と思う人もいると思いますが、僕はそれを見て愕然としましたね。

真っ昼間から加湿器を掃除できるほど暇なのかよ!?って。そしてそれを不思議に思わない周囲の人間。

そんな目線で周りを見渡してみると40歳くらいより上の社員はみんなそんな感じの人ばっかり。

うちの会社ってある程度安定しているうえに超順調に成長している会社で、正直社員が頑張らなくてもどうにかなってしまう環境なんですね(正確に言うと一部の人が頑張ればいい環境)。

だから、40歳過ぎても年相応とはかけ離れた腑抜けばかりが量産されていました。そしてそんなんなのにみんなどこか偉そう。

この人たちは、もし会社が何かで潰れたら絶対生きていけないだろうな、と思った瞬間、はっとしました。

僕も将来こうなるんじゃないか??

そして、会社に依存しないと生きていけない人間になるんじゃないか?

僕はその時から転職を意識し始めました。

会社に依存する人間になるのはカッコ悪いし、つまらないって。

 

▼誰がひとつの企業で頑張り続けることを推奨した?

ひとつの企業で頑張り続けた方が絶対いい、と言い出したのは誰なんでしょうか?

個人的な考えになりますが、今の日本の働き方が確立されたのって戦後からだと思うんです。

まだ戦後から70数年しかたっていないんですよ?

70数年ってことは今の働き方で新卒から定年を迎えた世代ってそう多くないわけです。

それなのに、その方がいいって決めつけられている。おかしくないですか?

100年経てば世の中がどうなるかなんて誰にもわからないのに、です。100年なんていう年数は人の1回分くらいの生涯に過ぎないため、教訓としてなんて活かせないんです。

論語とかヨブ記とか福音書みたいな書籍ははるか昔からあり、ずーっと色んな人が読んで人類の基礎的な精神にまで達しています。けれど日本の働き方のような、たかが100年にも満たない経験則では基礎的な精神になるのは早いんです。

 

▼仮に自分ひとりになった時でも通用する能力が得られるのか。

話が横道にそれました。

とにかく僕は「仮に自分ひとりになった時でも通用する能力が得られるのか」という目線で会社を見るようになりました。

色々な視点から客観的に見てみましたが……答えはNOでした。

悪い見本は大量にいますが、良い見本になる人は非常に少数で、その人たちすらちょっと違うと感じてしまう。

僕はそこから仕事が楽しくなくなりました。もっといえば、ワクワクしなくなったという感じです。特に僕は小説家を目指しているくらいなので、新しい価値観に出会えないだろう、という点は非常に恐ろしいことです。

新しい価値観に出会えそうになくて、ワクワクもしない職場。

頑張った末に見えた景色はこれでした。いや、頑張ったからこそ見えた景色だと思います。

なぜならある意味今の職場って楽だから。新しい価値観が見えるワクワクする職場に行ったら仕事内容的にはきついでしょう。

ずっと頑張らずに楽していたら今の環境を何ら不思議に思わなかったことでしょう。

頑張ってきた自信があるからこそ、次のステップとしての転職という案が見えてきたのかもしれません。

 

▼まとめ。

なんだか脇道にそれてばっかりでしたが、頑張らない人間は必然的にどんな仕事だろうとつまらなくなる。つまらなくなって腑抜けたつまらない人生になる。

反対に頑張っている人は楽しいし、転職についても次のステップとしての前向きに考えられるようになる。

つまりまずは頑張るのが大前提で、仕事がどうこうよりも大事なのはまず自分。

常に頑張り続けて刺激的な人生を送りたいですね。