僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

「男子高校生を養いたいお姉さん」の話から感じる作者、英貴さんのフェチ感。

どうも管理人です。

漫画家の英貴(@hidepoin)さんが、「男子高校生を養いたい話」という漫画をアップしており、これがなんかなかなかいいんですよ。

 

▼養ってくれるお姉さん。


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こんな漫画なんですが、無条件でこちらを愛してくれる神様のようなお姉さん。

しかもこんな美人のお姉さんですから、なおさら。

男って多分こういうのにすごく弱いと思うんですよね。

きっと男は何歳になっても甘えん坊なのでしょう。まぁ現実にこんな女性がいるわけはないんですが、現実に置き換えると熟女が好きな男性が一定数いるのも甘えん坊がゆえでしょう。

若い女の子にはない母性が熟女にはありますから、疲れ果てた心にその母性が癒しになるのはなんとなくわかるような気がします。

しかし熟女の欠点はさすがに若い女性に見た目的に劣ってしまうところ。

これは失礼ながら仕方のないことだと思います。

その点「男子高校生を養いたい話」に出てくるお姉さんはルックスと母性をかねそろえている。

癒されざるおえないというところでしょう。

 

▼この作者さんの他の漫画。

「男子高校生を養いたい話」は作者さんのツイッターで公開されていますので是非見てみてください。

ちなみにこの英貴さんの他の漫画ですがこんな漫画があるようです。


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「S渡さんとM村君」という漫画らしいんですが、なんとなく「男子高校生を養いたい話」同様、どこか作者のフェチ感を強烈に感じますね笑。

そして新連載らしいこちらも、


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こちらもなんだがこういう設定が好きなんだろうなぁというのが、バンバン伝わってきます。なかなか良作になりそうな気がしますね。

 

▼フェチ感といえば。

 ちなみにフェチ感といえば「悪の華」で有名な押見修造さんの漫画でしょう。

悪の華」も作者の好みが前面に押し出されていた感じでしたが、


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他の漫画の例えば「漂流ネットカフェ」なんかも作者のフェチ感が強く感じられました。

こういう自分を前面に押し出す作品を書く漫画家さんってどちらかというと小説家に近いアプローチだと思うんですよね、作品の書き方が。

お話を作るという感覚とは別に、まずは自分のフェチ感を元にどんどん作品世界を拡大させてストーリーに仕立てあげる感じ。

この感覚は私小説的なものですし、他の漫画作品とは違う作り方なのかなと思います。

この作り方だと漫画としては独りよがりになりがちなので、読む方も好みが分かれるでしょうが、唯一無二の不思議な魅力が生まれるのもたしかです。

 

▼まとめ

とりあえず作者が「養ってくれるお姉さん」か「男子高校生」のどちらかのことを大好きなのはグングン伝わってくる漫画です。

自分が好きなことを作品にするのって、何だか

素晴らしいですよね。

こういう方面で突き抜けてくれると見たこともないようなとんでもない作品が生まれそうで楽しみです。