第94回箱根駅伝往路ハイライトを語る
どうも管理人です。
さて東洋大学の往路優勝で終わった箱根駅伝1日目ですが、1日目のトピックを語りたいと思います。
▼東海大、關が当日変更。東大近藤も外れる。
朝一びっくりしました。元々故障があって万全ではなかったとのことですが意外や意外。
代わりに三上が入って最低限の走りをしてくれました。
おそらく關と三上でタイムはそこまで変わらなかったでしょうが、三上を1区に使ってしまった、というのが後半に響きそうです。
そして東大近藤もインフルエンザで欠場。非常に残念でした。
▼東洋大快走。
やっぱ強いですね、東洋大。
1区からトップ譲ることなく往路優勝。一番強かったときの東洋大学のような走りでした。
タイム以上の走りをするのが強いときの東洋大学。3区山本修二という配置も絶妙でした。
もし明日青学小野田が外すようなことがあれば、総合優勝もありうるのでは!?
▼青学森田2区で好タイム!
個人的には1時間9分台くらいで繋ぐ感覚だったのですが、まさかのニャイロと同タイムの区間賞。神奈川の鈴木にも勝って、これは原監督も嬉しい誤算では?
逆に森田の走りが悪ければ、明日優勝を狙える位置の往路2位は難しかったでしょう。
▼東海大、神奈川大、優勝候補つぶれる。
東海大については正直こうなるのでは?と思っていました。阪口で大きく離された感じですが、実は阪口もそこまで悪くはなく、森田、鈴木、相澤などの周りの選手が良すぎました。
神奈川大は5区で大きくブレーキがあり、一気にシード権争いまで脱落してしまいました。
▼山のぼりの距離は短くなったが?
今回5区で大きく浮上、また一気に順位を落とす、という場面が多く見られました。
距離こそ短くなりましたが、やはり山の重要さをあらためて感じる大会でした。
逆に青学はやっぱり強いですね、初出場の竹石であそこまで良い走りをする選手を準備できるのは強力でした。日体大の小町選手と同じくらいのタイムですからね!
反対に4区は距離のびましたが、かつてのような準エース区間という感じではなく、まだまだ繋ぎ区間という印象が強かったです。
▼神奈川大、大塚、いやほい?
区間賞インタビューの際、かなり強気な態度が目立った大塚ですが、最後にぼそりと「神大いやほい」???
あの強気な態度もマエフリだったのかと思わせるぶっこみ具合を見せました。
▼山梨学院大学、高校駅伝優勝メンバーのラストイヤー
なんとなく心に残ったのは上田健太と西山の高校の頃からの仲間の給水のシーン。
また優勝しようぜ!と集った仲間たちが、大学だとうまくいかず、結局ラストイヤーもシード権すら危うい状態に。
その悔しさが象徴されたようなシーンでした。
この挫折を糧に今後の人生をがんばってほしいです。
▼さて明日は。
現状は青学が有利でしょう。小野田、下田が残っている青学はかなり強力です。
反対に東洋は往路に主力をつぎ込んだイメージがありますが、良い流れを維持できれば総合優勝もありうると思います。何となく追う展開の青学って意外と脆いイメージがありますしね。
シード権争いは激戦。
優勝候補だった東海大、神奈川大、名門駒澤大ですらもしかするとシード落ちがありうる状態に。
昨年までは青学の独走!という感じでしたが今年は激戦です!