全国高校駅伝を見て思ったこと 夢を追いかけるひとたち
どうも管理人です。
全国高校駅伝で佐久長聖高校が優勝しましたね。僕が高校生の時、ちょうど佐藤悠基とか上野裕一郎がいて当時から一目おかれるランナーが在籍していました。
今回も一区の中谷雄飛選手が一度も先頭をゆずることなく引っ張り続けていて強く印象に残りました。「強いランナー」だなと誰しもが思ったことでしょう。
今回はそんな全国高校駅伝を見て感じたことを書きます。
▼高校駅伝の監督の世代交代
今回、女子のレースは優勝インタビューくらいしか見てないのですが、なんと優勝した仙台育英の監督が釜石!
なにを今さら、と高校駅伝に詳しい人は思うかもしれませんが、僕には衝撃的でした。
スゲー太ったなという第一印象に加え、なによりも釜石選手は僕とほぼ同世代なんです。
当時テレビで仙台育英高校が大会新記録を出したとき、僕も高校生でした。釜石選手はその時のVメンバーです。
東洋大学進学後は、分厚い選手層の東洋大学で出場機会にめぐまれませんでしたが、まさか今は母校で監督をやっているなんて!
そして男子の優勝校、佐久長聖高校の監督も僕が現役だった頃に山梨学院で走っていた高見澤選手なんですよね。
僕の感覚はまだ監督といえば駒澤大学の大八木監督みたいなイメージですが、僕と近い世代のひとたちが、僕たち選手にとって父親のようであり、時には鬼のような存在の監督になっているのです。
なんだかすごく、感慨深いものを感じました。
▼まだまだいる世代交代。
駒澤大学といえば、あの藤田敦史選手がコーチですよね。藤田選手もまた近い将来監督になるでしょう。
あの当時四天王といわれていた北村聡も、今は女子の実業団の監督になってます。
早稲田には往路優勝メンバーだった駒野亮太コーチもいるし、あっちこっちで、僕が現役だった頃に活躍していた選手が指導者としての道を選んでいます。
中には東京国際大学に入学した世界大会経験者、渡辺和也や(彼は僕と同い年です)、一度は陸上から離れたのにもかかわらず、大分東名高校コーチからエリート集団日清食品に加入後、いまだに走りながら指導している治郎丸健一選手なんかもいますね。
僕が現役の時、ヒーローだった選手たちが今でもまだ夢の舞台にいて、次のヒーローを生み出そうとがんばっているのです。
▼夢を追いかけるひとたち
僕がかつて憧れたヒーローたちは、いまだに夢を追いかけて輝いていました。
素直になんだか、すごいなぁと思う反面、僕も頑張らないと、と勇気をもらいました。
やっぱりなにかに、たいして突っ走っている人はかっこいいです。今さら書くことでもないんですけど、これはずっと忘れてはいけない気持ちだと思います。
かっこいい人はクタクタに疲れていても目だけはキラキラしています。
僕は駅伝ではヒーローになれなかったし、今後も他の分野でも多くの人の心を動かせるヒーローにはなれないかもしれない。
けれど誰かひとりにとってのヒーローになれるよう、一生懸命生きて、かっこよく生きていきたいと思っています。