【設楽兄弟】日本のトップランナー設楽悠太選手のことを書いてみた

どうも管理人です。

先日の都道府県駅伝、設楽悠太選手の活躍もあり埼玉県が優勝しましたね。

今や日本のトップランナーとなった彼ですが、僕の思い出も含めて設楽悠太選手について書きたいと思います。

▼僕が最初に設楽兄弟を知ったのは記録会で。

僕が最初に設楽兄弟を知ったのは記録会で当時まだ武蔵越生高校１年生だった彼らの走りを見たときです。

僕の大学のコーチが「ほら、あれが有名な設楽兄弟だよ」といって僕に教えてくれたのがきっかけです。

全国的にはどうだったのかわかりませんが、出身の埼玉県内では既に有名だったようで、スカウトもしているコーチは当然二人のことを知っていました。

「へーそうなんですか」と彼らの走りを見た時に印象深かったのが、すごくリラックスした伸びやかなフォームだなぁと思ったこと。

それと同時に二人のランニングフォームがあまりにそっくりだったので、双子って走り方も似るんだなぁと不思議に見ていました。

今でこそ兄の啓太は若干右腕の振りが弟の悠太と比べて違ったりしますが、この時は完全に一緒でしたね。

(余談ですが顔も無茶苦茶似ていたんですが、今は結構お互い違う雰囲気になってますよね)

その後二人はダブルエースとして武蔵越生高校を引っ張るようになりましたが、実力は常に兄の啓太が上。

悠太の方も早かったんですが、どちらかというと注目を浴びるのは兄の方でした。

▼東洋大学に二人で進学。兄はいきなりエース格。

その後、東洋大学に二人で進学。

二人の実父が武蔵越生高校時代は啓太、悠太の記録会の結果とか、色々ブログにアップしていたのですが大学進学を期にすぱっとそれは終わりました。

親としても大学生だから自立させた方がいい、という判断だったのでしょう。

そんなこんなで兄の啓太は１年生から東洋大のエース格として大活躍でした。

しかし、悠太の方は決して悪くはないんですが、パッとしない感じ。結局兄と比べられてしまうので、比べるとどうしても…という感じでした。

転機はやはり2年生の時の箱根駅伝でしょう。

7区を任された設楽悠太選手は、飄々とした表情のまま、なんと佐藤悠基の区間記録を更新する区間賞区間新で走ったのです。

今回の青学、林選手も意外でしたが、この時の設楽悠太選手の走りも意外でした。

ここから設楽悠太選手も覚醒し、兄同様に東洋大学のエースに成長。ダブルエースとして引っ張っていくのでした。

個人的に少し心配だったのは兄のいないレースで外すことが多い？と感じていたこと。

 兄と同じレースでは揃って27分台とか出すんですが、なんとなくですが兄にいつもついていって、いい結果を出している。という感じで、兄と離れたらどうなるんだろう？と思っていました。

▼ふたりは違う実業団へ。日本のトップクラスの選手に。

そんな風に思っているとふたりは異なる実業団に行きました。啓太はコニカミノルタ、悠太はホンダですね。

僕は正直、悠太の方は潰れるのでは？と思っていたのですが、そんなことはまったくなく、マラソンでも早々にサブテンを達成、世界大会の代表になったりと、卒業後もメキメキと力をつけていきました。

そして驚くべきなのは、ハーフマラソンでいきなり日本新記録を樹立したこと！

どちらかというと啓太の方が30キロで結果を出していたりしたので、啓太の方が長い距離に強いと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

 兄に着いていっている姿が印象的だった設楽悠太選手がここまで成長するとは。

マラソンに関しては、大迫選手と肩を並べるくらい期待できる選手です。

また、大迫選手同様、狙った試合であまりはずさない安定感もありますので、今後の出場する大会に期待ですね！

個人的にはランニングフォームの力みのなさ、淡々と走れる気持ちの強さから、マラソンでは大迫選手以上の結果が出せるのでは？と思っています。

そして兄の啓太ですが、現在不調のため、かつての輝きを失ってきています。

けれどポテンシャルは間違いなく同じくらいのものを持っています。

今度はプライドを捨てて、弟の背中を追うような気持ちで共に切磋琢磨して二人で世界大会出場を目指してほしいです。

▼まとめ

僕がかつて見たあどけない表情だった設楽悠太選手は今まさに日本のトップランナーにまで成長しました。

都道府県駅伝で關選手をぶち抜いたように日本ではもう敵なしといっても過言ではありません。

大迫選手と同様、世界と戦うことを考えて今後も日本陸上界をひっぱってくれることを期待します。

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