夢を一度も叶えたことのない僕が学んだひとつのこと。挫折の経験だけじゃダメだ。
どうも管理人です。
僕は自分でいうのも何ですが、自分と関わっている人にそれなりに褒められるし、認められていると自負しています。
けれど僕は自分が本当に望んだものを手に入れたことがありません。
▼そつなくやってきたが。
僕は今までの人生をそつなく過ごしてきました。
中学ではわりと成績上位、彼女もできたし、高校も県内でそれなりの進学校へ入学。
高校では陸上部で走ることに打ち込み、部活の仲間と汗を流す。
友達もまぁまぁいるし、なに不自由ない生活でした。
でも彼女がいたといっても自分から好きになった人と付き合ったことは一度もないし、走ることに打ち込んでもトップクラスにはなれませんでした。
人並みに充実した生活を送っていた僕ですが、本当にほしいものは一度も手に入れたことがないんです。
▼大学時代、病気で走ることを諦める。
僕はそのまま大学に進学し、箱根駅伝を目指して走ることを続けました。
当時の僕は箱根駅伝が本当にすべてでした。
家にいて少し時間があれば録画した箱根駅伝のビデオを何回も何回も見ていました。
陸上マガジンとかに特集されている選手を見ては、いつか自分もこうなるぞ、といつも思っていました。
けれどいくら練習に打ち込んでもタイムは伸び悩み、自分の理想と現実の差は開いていく一方でした。
そして二年生の時、呼吸器の病気によって走ることを完全に諦めざる終えなくなりました。
僕はこの時、何度も運命を呪いました。
走ることしか考えてこなかったので、走ることがなくなったその時、僕の人生は本当に何もなくなってしまったのです。
そこから色々あって立ち直りましたが、望んでも何も手に入ってこなかった自分をそれからずっと引きずっていくことになりました。
▼ある意味、「負け犬根性」
僕はそれから「どうせ望んでも何も手に入らない」という思いに取り付かれていて、どこか変に冷めた目で世の中を見てしまっています。
もう自分を信じられなくなっているんです。
どうせ僕は何もできないんだろう、その思いが頭から離れません。
今でも仕事で褒められたりするし、職場で必要とされているのはわかります。
けど僕はそんなことで褒めてほしいわけじゃないんです。いやもっと言えば別に他人から褒められることなんて必要としていないんです。
今でもただただ「それなりに誰かよりは上で、そつなく生きているだけ」
僕の人生はずっとそんなんです。
だから僕は自分がほしいと思ったものを手に入れないと一生負け犬のままなんです。
▼何かを成し遂げないといけない。
僕はこんな自分を変えるためには「何かを成し遂げないといけない」と思っています。
僕は今、小説家になりたいと思っています。
けれど心のどこかでどうせ自分はなれっこない、とも思っています。
でも僕はならないといけないんです、今後の自分のために小説家に絶対にならないといけない。
挫折の経験は人を成長させますが、そこから何も成し遂げなければ呪いとして心に残り続けます。
きっと一度何かを成し遂げれば、僕は一気に色々とできる気がします。何も成し遂げなれば一生このままだと思います。
でもこれは僕だけではないと思います。
自分の望んだものを手に入れてきた人は少数です。
人生を変えるためには僕たちは何かを成し遂げなければなりません。
挫折の経験だけに満足してはなりません。
じゃないときっと、一生何も手に入らないままで、生きている意味なんてどこにもありませんから。
▼最後に。
もしこれを何かの間違いで読んだ若い人がいたら、とにかく今何かをしていれば、必ずその分野で結果を出してください。
もう死に物狂いで結果を出してください。
結果を出さないと、一生人生は負け犬のままで「自分は何をしてもダメなんだ」という思想に呪われ続けます。
挫折の経験だけでは本当に成長はできません、挫折からの成功体験があるから、本当に成長できるのです。