「漫画村」などの海賊版サイトついに終焉か。しかしらりっくまは我々に語り続ける。
どうも管理人です。
漫画村がネット界を騒がせて間もないですが、海賊版サイトについに規制が入りました。
▼ついに規制が入った!
上のニュース記事を見る限りだと、漫画村だけでなく、アニメ動画サイトも対象になったみたいですね。
アニメ動画が無料でアップされる問題についてはYoutubeが始まった時からありましたが、ついに動画サイトにも直接規制が入るのは始めてのこと。
上記サイトは氷山の一角であることは間違いないですが、今後大きな動きがでそうですね。
▼しかしらりっくまはつぶやく。
サイトのせいで漫画の売り上げ落ちたの?ほんとに落ちたの?それはサイトのせいじゃなくて出版社の努力不足だよ。これからも今のままの売り方をするなら漫画は売れないよ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんだ。もうコンテンツは無料の時代なんだ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
「著者の利益が〜」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ。
しかし、そんな中でも漫画村のキャラクター、らりっくまはツイッターで、つぶやき続けています。
でもこのらりっくまの言葉はある意味では間違っていません。
出版不況が始まったのは何も漫画村とかの海賊版サイトのせいじゃなく、明らかに作品の質が過去に比べて低下したから。
漫画界でいえば、正直唯一無二の面白い漫画は数少なく、似たような作品が乱立しているのが現状です。
ながーく愛される漫画よりも使い捨てで消費されていく漫画ばかりなんですよね、現代は。
海賊版サイトはたしかに絶対悪で、なくなった方がいいのは間違いありません。
けれど、面白いコンテンツを作る、ということに関しては今以上に努力していかなくては、結局今の出版不況を抜け出すことはできないのではないでしょうか。
漫画村で大騒ぎになりましたが、奇しくもそれによって気づかされることも多かったのではないでしょうか。
漫画村をはじめとした海賊版サイトはこれでどんどん衰退していくと思いますが、今後、らりっくまに、
「ほら、漫画村がなくなっても売上は変わらなかったクマー」
とか言われないようにしていかなくてはならないと感じますね。