僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

高松望ムセンビ選手は米から帰国。大迫傑のように「挑戦する」ことがどれだけ辛いことか。

どうも管理人です。

さっき知りましたが、高松望ムセンビ選手って、大迫傑選手と同様オレゴンプロジェクトに参加していたのですが、帰国してきているらしいですね。

「陸上やめよう」米での挫折乗り越え…高松望ムセンビ、復活へ第一歩― スポニチ Sponichi Annex スポーツ

 

▼誰しも大迫選手のようにはなれない。


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高松望ムセンビ選手と言えばケニア人の父を持つ日本女子陸上界にとって期待の選手の一人。

ポテンシャルはやっぱり他の選手と比べて群を抜いているし、高校時代駅伝でも大活躍でした。

そして卒業後は満を持してアメリカのオレゴンプロジェクトのもとでトレーニングを開始しておりました。

大迫選手のように、自分が成長できる場に挑戦しに行ったわけですね。

【オレゴンプロジェクト】大迫選手から見る、成長できる環境を目指すということ。 - 僕の頭の中の悪霊

以前、こちらの記事にも書きましたが、成長するためとは言ってもすべてを捨ててアメリカに単身で行くというのはなかなか勇気のいる行動だと思います。

 

高松望ムセンビ選手の場合、日本の企業を辞めた大迫選手とは違って何かを捨ててアメリカに行ったわけではありませんが、それでも女の子で単身アメリカに挑戦しにいくというのは普通ではなかなかできないことです。

だから覚悟はあったはずなのですが、アメリカでまったく通用しない現実に打ちのめされ、挫折して日本へ帰ってきてしまいました。

 

大迫選手だって10000メートルを26分台で走るファラーやラップのいるオレゴンプロジェクトの中では決して早い選手とは言えない中で渡米し、現在も成長を続けています。

誰しも大迫選手のように新しい環境に挑んでも成長できるとは限らないんですね。

 

▼成長できる環境だからこそ甘くない。

まさに大迫選手と高松選手は明暗が分かれた、と言っても過言ではありません。

覚悟の差だったのか、それとも思い描く将来像への気持ちの強さなのかわかりませんが、ひとつだけ言えるのは成長できる環境とは、同時に甘くない環境だと言えるのだと思います。

そして、甘くないからこそ成長ができるんですよね。

 

このふたりの明暗について僕は自分の今後を重ねずにはいられません。

ベンチャー企業にライターとして転職する僕。 - 僕の頭の中の悪霊

僕自身、今度自分の人生のために転職をするんですよね。

分野は違うし、規模も違うけれど今回の二人の選手の明暗は他人事には思えないのです。

僕だって今でこそワクワクした気持ちを持っていますが、いざ実際に勤め始めたら夢と現実のギャップに挫折してしまうかもしれません。

もっと言えば転職しなければよかった、と思うかもしれません。

もしかしたら今の会社でぬくぬくと外の世界を知らずに生きている方が幸せなのかもしれません。

 

でも僕は転職を選びました。

どうしても今の人生が嫌だからです。

成功している大迫選手も、挫折した高松選手も同じ気持ちで挑戦したと思います。そしてふたりとも、そう甘くはないということは自負していたことでしょう。

そんな強い気持ちを持っていても、誰もが成功できるわけではない。

本当に成長できる環境って甘くはないんですね。

 

▼まとめ

この高松選手の挫折は何かに挑戦しようとしているすべての人が他人事とは思ってはいけない事実だと思います。

今一度気を引き締めて、成功するために自分をあらためて見つめ直して頑張っていこうと思います。