【書評】「ゲーマーズ!」「夏の夜の夢・あらし」を読んでの感想。
どうも管理人です。
昨日読んだ本の感想を。
▼「ゲーマーズ!1」
有名なライトノベルなので読んでみた。
正直1巻だけでは面白さとかは微妙な本ではあると思う。
けど多分2巻以降は読まない笑。いや気が向いたら読むけど笑。
視点が二人の男子で分かれるが、どちらかというと祐の方が主人公っぽい??
景太パートはあまりに発言とか行動がうじうじしすぎていて読んでいてイライラする。
後半妙にキャラが変わっていっている気がするけど、そこまで変化する出来事ってあったっけ?っていう疑問が残って、あまり面白くなかった。
キャラクターにもあまり魅力を感じず、ゲームという題材を使っていることが唯一の人気の理由なのでは?と思ってしまった。
ゲーマーズというゲームを作ったっていうくだりもあまりに唐突すぎて謎。
そういえば以前「絶対彼女つくらせるガール」っていうラノベも読んだけど、世の中は冴えない男子をプロデュースする小説が流行っているのかな。
ちなみに「絶対彼女つくらせるガール」はおそろしくつまらなかった。これが小説だっていうのはちょっと無理がある。
MF文庫新人賞の選評で「ハウトゥ本と小説を融合させて斬新」云々みたいなことが書かれていたけど、何言ってんだ、っていう感じ。
でもツイッターを見ると面白かったという感想を書いている人がいる。理解不能だけど、理解できない自分の感覚がおかしいのかなぁ、と悩んでしまう。
ゲーマーズ!(1)【電子書籍】[ 葵 せきな ]
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絶対彼女作らせるガール!【電子書籍】[ まほろ勇太 ]
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▼「夏の夜の夢・あらし」
シェイクスピアの戯曲。
夏の夜の夢はラブコメみたいな感じで、こんな時代にもこういう物語があったんだなぁ、とちょっと感動。
あらしは正直、良さがわからなかった……。
夏の夜の夢/あらし改版 (新潮文庫) [ ウィリアム・シェイクスピア ]
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ところどころはっ、とする文章はあるものの、こういう古めの物語っていうのは現代で面白いと思えるまでに昇華するのは少しきついと思う。
まぁこういう過去作品が今までの作品の根底になっているんだ、という勉強。
というかまず、戯曲なんだから文章で読むものではない。