自分が1年以内に死んでしまう可能性はどれくらいあるのだろう。自殺と交通事故を含めて考えてみた。
どうも管理人です。
今、なんとなく気持ちが落ち込んでいるので出てくるネタも何となく暗い感じのものになってしまっている管理人です。
まぁそんな前置きは抜きにして、単純に人って本当にいつ死ぬかなんて誰にもわかりませんよね。その人が生前どんなことをしていようとも不条理な死は、何の前触れもなく一瞬にして訪れます。
ノーベル文学賞受賞作家のアルベールカミュも、突然の交通事故で若くして亡くなりました。彼自身「不条理」をテーマに書いていた作家でもあったので、その死に方はまさに彼らしいといえば彼らしかったとも言えます。
彼の書いた小説「異邦人」の意味を最初に読んだ時はわかりませんでしたが、この年になってくると何となくわかってきます。人生の「不条理」というものの意味が。
▼さて、実際に一年でどのくらいの人が亡くなっているのか。
実際に一年間でどのくらいの人が日本国内で亡くなっているのでしょうか。
ちなみにこの亡くなった人の数というのは当然、老衰などで天寿を全うした人は含めません。
さて一年間での死亡者数はわかっている範囲内で、約3万4350人みたいです。
その内訳は、
自殺者が3万人
交通事故での死亡が4000人
他殺で350人
です。
自殺者が大半を占めておりますが、「いやいや俺は自殺なんてしないし、自殺を考えている人って特定の環境内の人でしょ?数に含めなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。けれど僕はそうは思いません。
誰しも生まれ落ちてから本質的に自殺したいと考えている人なんて誰一人いません。自殺したいと思う何かが、それこそ不条理おきるからこそ自殺するのです。そういう意味では今どんなに幸せに暮らしている人だって一年の間に自殺する可能性がないとは言い切れないのです。
話が横道にそれましたが、ちなみに日本の総人口は約1億2650万人です。
これで単純に計算すると、
3万4350人 ÷ 1億2650万人 = 0.00027
つまり%に直すと、0.0027%の確率で一年間の内どこかで人は死ぬことになります。
めちゃくちゃく死ぬ可能性なんて低いじゃないか、と思うかもしれませんが、同じように低い確率のエイズ感染率も0.005%でありながら世の中の多くの人を悩ませています。
しかもエイズに関してはエイズの発生する行為をしなければ0%ですが、死亡確率は特段自分が何かの行為をしなかったとしても0.0027%です。
低いような確率に見え、確かに現実的に低くはあるのですが、誰しもが一年間で死ぬ可能性があると考えると非常に怖い数字になります。
▼話はそれるが、自殺について。
ちなみにですが、ある研究者によると地球上で養える人間の総人口は80億人らしく、それを越えると食糧危機が訪れるのでは?と言われています。
この80億人という数字ですが現状の世界の人口の増え方だと2024年には到達してしまうらしく、近い将来本当に食糧危機が起きる、という所まで来ています。
もしかすると人を自殺に導く不条理な何かは、こういった大きな世界でとらえた時に、何か見えない力によって起こっていることなのかもしれません。
もしこの世界に神様がいるとすれば、当然人口過多における食糧危機についてほうっておくわけがありません。
地球上の人間を間引くために、色々な天災とか、自殺に導く思想に導いているのかもしれない。
そう考えると世界は本当に不条理です。
そんな不条理な世界にあらがうことは人間にはできません。
だから我々は過去とか未来とか関係なく、とにかく今を一生懸命生きるしかないのだと思います。
▼まとめ
われわれは本当にいつどうなってしまうかわかりません。
今僕がこの記事を書いている間に頭上に北朝鮮からのミサイルが降ってくる可能性も0ではありません。
そんな僕たちにできることは、過去とか未来とか関係なく今を一生懸命生きる、ただそれだけです。
いつ自分がどうなってもいいように、後悔のない人生をおくりたいですね。
異邦人改版 (新潮文庫) [ アルベール・カミュ ]
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