僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

【書評】「冴えない彼女の育てかた13」「冴えない彼女の育てかたMemorial」の感想

 

▼「冴えない彼女の育てかた13」


 

おすすめ度:★★★★★

いやー、よかった。面白かった!

これ以上の感想とか書評はないっていうくらい面白かった!

1~12巻はもうすでに1か月くらい前に読み終わっていて、終わってしまうのが何だかもったいなくて、今日になってやっと13巻を読みました。

いやーよかった、何度でも言うけど、よかった。

もうおすすめのライトノベルって何? って聞く人はこの「冴えない彼女の育てかた」を読んでください、と自信をもって勧められる、そんな小説。

 

シリーズを通して、何がこの小説は面白かったんだろう、と考えるとやっぱりキャラクターの魅力でしょうね。

はっきり言って、文章はうまくない。

ストーリーの展開もそこまで優れているわけではない。

 

それでもキャラクターの魅力でぐいぐいと読み進められるというか、なんというか、普通に夢中になって全巻読んでしまった。

サイドストーリーも含めたらこのシリーズなんと18巻もあるんですね、数えなおしてびっくり。

でもその巻数を夢中になって読めたのだから、もうこれは面白かったとしか言いようがないでしょう。

ちなみに僕は恵と詩羽先輩が好き。

 

恵とのラストはニヤニヤしてしまうし、疑似的な恋愛体験と言ってもいいくらい。

本当に今回の恵はすごくかわいい。そりゃ倫也も好きになるわ、っていうか好きになるの遅すぎだわ笑。

もうかわいすぎて読んでいてのたうちまわるくらい笑。

でもこれがラブコメ小説を読む醍醐味だと思うし、結局それが夢中になって読んでしまう要因なんでしょうね。

こういう小説と出会えるのだから読書はやめられない。

あー早く映画も見たい!

 

▼「冴えない彼女の育てかたMemorial」


 

おすすめ度:?(まぁファンなら読みましょう)

さて、これは今まで作者が色んなところのおまけで書いていたサイドストーリーを主に集めた本。

あまりに断片的なので正直ファン以外は楽しめないかも。

あとは作者のインタビューもあるけど、これはなかなか面白い。

そして巻末には短いけど後日談てきなエピソードがあって、これもファンとしては面白い。

というわけで冴えカノファンであれば読みましょう、という1冊。

それ以上でもそれ以下でもありません。