小説書きたいけど完成できない人に向けて偉そうに「小説の書き方」を語ってみる。
どうも管理人です。
たまには小説家になりたいブログらしく、小説を書くことについてちょっと触れてみたいと思います。
▼世の中小説書きたいなーと思っていても1つも完成できない人が多いらしい。
なんかね、色々調べたり聞いた話だと、世の中小説を書きたい! と思っている人はたくさんいるけど、実際に長編をひとつでも完成させられる人は少ないらしいんですよね。
その気持ち何となくわかります。
まず長編って大体10万文字くらいの分量は必要だし、この10万文字って実際に書いてみるとわかるけどなかなかしんどい。
というか、大体の人は書く前に自分の頭の中の大作をイメージしていると思うんですが、実際書き出してみると、全然書けなくてとてもじゃないけど完成なんかできないっていう人が多いと思います。
僕も結構その口で、プロットとかびしっと決めてから書くぞ、とか考えてもそのプロット段階で結構つまづいてしまって、実際に書き出すことすら難しいっていう感じで、なかなか完成まで至らないのが現実です。
▼じゃあ、どうするのか。とにかく書き始めよう。
で最近僕は有給休暇中なので、小説を書いたり読んだりしている日々を過ごしているわけですが、とりあえずこの期間にいくつか短編でもいいから完成品を作りたいなぁって思ったんですよ。
でもうだうだ考えているだけだと一向に筆が進まず、一行も小説を書けないという状態。
だから、ちょっと吹っ切れて大作とか書こうとか大層なことを思わないで、とりあえず書き出してみようって昨日くらいから、とにかく書き始めたんですね。
そしたら進む進む。
昨日と今日の午前中で1万文字くらいは書くことができました。これは短編で大体3万文字くらいで終わる予定なので、もう三分の一くらい書けたわけです。
ただ内容的には当然、勢いに任せて書いているので、結構粗が目立つわけなんですが、そんなのはあとでしっかり直していけばいいんですよね。
大江健三郎さんも「取り替え子」という小説の中で、自分の執筆スタイルは、とりあえず書き出してあとから修正していくスタイルだと書いています。
超大御所の大江健三郎さんでさえ、最初からがっつり筋を決めてなんて書けないんだと思うと、われわれのような素人は余計にそうです。
▼とにかく書いていけば色々と掴める気がする。
プロットにとらわれて一切小説を書かないでいると結局自分の成長が望めないんですよね。
われわれのような素人は特に肩ひじ張って、小説に取り組もうとしてしまいますが、もっと簡単に、力を抜いて書いていくのがいいのかもしれません。
僕もそうだけど小説素人の悪いところは、すごい作品を書こうとか思って完成度を気にしすぎてしまうところ。
とにかく色々書いてみて、そこから直したりなんかしているうちに、色々ときづきとかもでてくるし、自分に足りないところもわかってくると思います。
僕は1本だけ長編小説を完成させているのですが、それはそこまで大作を書くぞ! と力を入れていないから書けた小説でした。
どんなに大作を書こうと色々考えていても、完成できないのであれば小説家として一歩も進んでいません。
月並みですが、とにかく完成させる! 完成度は二の次だ! という考え方が最初は必要なのだと思います。
▼まとめ
さて、偉そうにも小説について語ってしまいましたが、小説家になろうと思っている人が誰しも通る道だと思います。
筆が進まない……と言って止まっていても仕方がないので、気楽に楽しく書くことを個人的にはおすすめします。
なんでもそうだけどとりあえずやってみるっていう姿勢は大事です。