僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

ライトノベル業界の悲惨な状況!?編集者が代筆しているとも。

どうも管理人です。

本当か嘘かわかりませんが、ライトノベル業界の状況が書かれていた記事を見つけたので紹介します。

ほぼすべてを編集者が書いている作品も…ライトノベル界の惨状を語る - ライブドアニュース

 

▼編集者が代筆!?


f:id:akuryou:20180215191751j:image

「なろう系で人気を得ている作品でも、そのまま即、出版できるレベルに達しているものは限られています。そこで、出版の際には加筆、改稿をお願いするのですが、何度書き直しても、出版できるレベルに達する筆力のない人が増えているのです」(同ラノベ編集者)

ほうほう。

「作家が書けなかったからといって、はいそうですかと刊行予定を延ばすことなんてできません。だから、編集者が書き直すのです。今、多くのラノベ編集者の仕事は、作家を見つけることと、作家の代わりに書き直すことになっているんです。育てる余裕なんて、とてもありませんよ」(同)

 とりわけ、刊行点数の多い某大手出版社では、実際には編集者が書いた作品が急増している惨状だ。この編集者が持参した某文庫。聞けば「作家がギブアップしたので200ページ近く代筆した」という。

なんと、編集者が代筆!!

どの作品が編集者の書いたやつなのか逆に気になってきますね。

 

▼でも実は珍しいことではないかも。

でもこの代筆って行為、実は小説界には昔からあるんですよね。

あの川端康成の「眠れる美女」は三島由紀夫が代筆したのでは?っていう話があるくらい、作家間ですらあることなんですよね。

余談ですが、とある対談で三島由紀夫が「川端さんの作品は眠れる美女が一番面白い」と言っていてそれを聞いた川端康成「え?なんでそんなこと言うの?」って顔をしていた動画を見た時は、ちょっとゾクッとしましたね。

その後三島由紀夫が自殺してますし、その亡霊に脅されたのか川端康成も自殺しているし。

 

まぁとにかく意外と文豪の中でも他の作家だとか、編集者に書かせるって人は結構いたみたいですね。

 

▼でも代筆なんてもったいないよね。

ライトノベル作家になりたい人って多分たくさんいると思うんですよ。

せっかく自分の書いた作品を世に出せるチャンスを手にいれたのにそれを捨てるような真似をする意味が僕には理解できません。

書くことを仕事にできるって滅茶苦茶幸せだと思うんですけどね。

 

でも作家もビジネスマンといえばビジネスマンですからもともと社会人としての能力が高くないと意外ともたないのかもしれません。それか書くことに関する超天才。

 

編集者に代筆をさせるような作家は、きっと社会に出ても難しいのではないか?とは思います。

 

▼まとめ

もしこのニュース記事が本当だったらゆゆしき事態ですよね。

編集者が代筆しているだけでは新しいタイプの小説は生まれません。

せっかく作家になったのだから自分を追い込んでトコトン書くことに熱意を込めてほしいです。