僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

拓殖大学駅伝部、新主将はワークナーデレセ!

どうも管理人です。

さて拓殖大学の来期の新主将がエチオピアからの留学生、ワークナーデレセ選手に決まりました。

留学生で主将って、まさに大抜擢ですね。

 

▼言葉なくとも。


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これってすごいことだと思うんですよ。

っていうのもやはり主将ってある程度言葉で引っ張っていく必要があります。

時にはチームメートに厳しいことを言わないといけない場面があるわけです。

でもデレセ選手の場合、それが難しい。

日本語がしゃべれないわけではないし、日常会話なら問題なく行えていると思いますが、人を引っ張る言葉って日本人でも難しいですよね。

「リーダーシップとは」みたいな本がたくさん売られているくらいですから多くの日本人が人を引っ張っていくことについて悩みを持っているのは間違いありません。

 

それは岡田監督もわかっていると思います。それでもデレセ選手を主将に抜擢したということは違う面で大きく評価しているということになります。

 

▼デレセ選手の人間的な魅力。

おそらくそれはデレセ選手の人間的な魅力に他なりません。

決して足が早いだけの留学生を主将にするわけがないし、日本人だって主将に向かない人はチームのエースだとしても主将にはなりません。

佐藤悠基選手がどんなに早くてもチームの主将にはならなかった、と言えばわかりやすいでしょうか。

 

他の記事でも触れましたがいくら先進国の日本といっても海外から見ず知らずの、言葉すらわからない国に留学して生活をするって思っている以上に辛いことだと思います。

デレセ選手はそんな中で勉強もしっかりしているそうだし、チームメートを気づかうことも忘れない人物だと聞きます。

岡田監督はそんな姿を見て、言葉で人を動かすことはできないかもしれませんが、ひとりの人としてお手本にしてほしい、という気持ちをもって主将に抜擢したのだと思います。

 

▼拓大は成長著しいチーム。

拓殖大学は岡田監督就任前は予選会で落ちることも多かったチームです。

最近はシード権を獲得したりと、かつての亜細亜大学のような流れになってきています。

選手の頑張りと、その頑張りをきちんと評価する岡田監督の体制の賜物でしょう。

デレセ選手を主将したことでまた大きくチームが成長するかもしれません。

中央大学も船津主将が頑張ってチームを盛り上げていました、それも下級生なのにです。

デレセ選手も船津選手のように自分が留学生であることは気にせずに、お手本となる姿をチームメートに見せ、拓殖大学を引っ張っていってほしいです!

 

▼まとめ

駅伝部にとって主将はかなり大事な役割を担います。主将次第でチームが変わると言っても大袈裟ではありません。

各チーム新主将体制が始まりますが、他の新主将に負けずに、留学生主将のパイオニアとして頑張ってほしいです。