【エージェント】小説の評価を書いてくれる会社に僕の小説を送った時のことを語る
どうも管理人です。
小説家を目指している人ならおそらくご存じかと思いますが、新人賞をとってデビューする以外にも小説家になる方法があります。
それがエージェントに評価してもらうか、自費出版で出すかなんですけど、ここらへんの会社に小説を出すとまとまった文面で評価シートみたいなものがもらえます。
そのときの経験を書きたいと思います。
▼エージェント、「ボイルドエッグス」
まずこのボイルドエッグスさんの話。
ここのエージェントは滝本竜彦とか、万城目学を輩出したことで有名です。
さて、ここのエージェントの場合、まず小説を送る前に梗概の提出を求められ、それで面白そうであれば小説を送ってください、という流れです。
そして小説を見てもらう料金として数万円を振り込みます。ここで初めて料金が発生します。
振り込みが先方で確認がとれた段階で、先方は小説を読み、面白ければ出版社に売り込んでくれる。という仕組みです。
ここまで説明してあれなんですが、僕は梗概を提出する段階で落選しましたので、評価してもらっていません。
いや、読むまでもない、という評価はいただいたことになるのですが、そんなんなので実体験は語れません笑。
ある意味、無駄にお金を取らないという意味では良心的なエージェントなのかもしれません。
▼エージェント、アップルシードエージェンシー。
同じ作家のエージェントで「アップルシードエージェンシー」という会社もあります。
ここもボイルドエッグスとほとんど流れは同じなのですが、違うのは梗概による足切りがないこと、また費用として54000円がかかることがあげられます。
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、小説を評価してもらえるというのはやはり魅力的です。
ちなみにこれが小説の評価シートです。こんな感じのがもらえます。
結構しっかり第三者目線で評価してもらえるため、とにかく評価してほしい!アドバイスがほしい!という方はお金を払っても送ることをおすすめします。
ちなみに僕の小説の評価は総括すると、
- 文章は個性があっていい
- 内容はもっと読者のことを考えないと駄目だ。
という具合でした。
この評価をいただいてから、僕の書くジャンルがいくら文学寄りだと言っても、読者を楽しませよう!という面をできるだけ考えるようになりました。
個人的には54000円払ったことに後悔はないし、むしろ満足してますね。
▼自費出版会社、幻冬舎ルネッサンス。
とりあえず、自費出版する前の段階で小説の評価をしてもらえます。
ちなみに登録すると電話がかかってきて「小説を書くなんてすごいですね!」「どんなジャンルなんですか!?えー!すごい!!」とかめちゃくちゃべた褒めしてきます。
まぁそれがむこうも商売なので、そこは気にしないであげましょう。自費出版させて稼ぐのが目的なのですから。みんな生きていくのに必死なんです。
こんなんだから評価シートもべた褒めしてくるんだろうなぁと思っていたら、意外とちゃんとした評価シートを送ってくれます。
さすがにアップルシードエージェンシーさんよりは甘めの言葉多いのですが、ここはこうした
方がいいなどのアドバイスはしっかり書いてありました。
しかもアドバイスの内容はアップルシードエージェンシーとほとんど同じ。
自費出版するかしないかはあくまで個人の自由なので、もし評価シートだけが目当てであればエージェントよりも格安で評価してもらえるのでおすすめです。
ちなみに僕の場合色々あって無料で評価の方をしていただきました。
▼まとめ
正直、たしかな実力がなければエージェントだろうと、新人賞だろうとデビューするのは簡単ではないと思います。
ですが、ある程度目に見える形で評価してもらうのも一度は大事必用でしょう。
特に知り合いに小説を書いていることを言い出すのはなかなか恥ずかしかったりもするので、他人に見せる機会があまりありません。
費用こそかかるものの、客観的に評価してもらってはどうでしょうか?