僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

【箱根駅伝】持ちタイムは最速。東海大学の来年の戦力にせまる。

どうも管理人です。

今年の箱根駅伝、優勝候補と言われていた東海大学は不発に終わりました。

出雲駅伝では圧倒的な力を見せつけ、全日本では1区で出遅れながらも地力を見せアンカーまでトップを走っていました。

持ちタイムも、5000メートル、10000メートル、ハーフマラソン、すべての種目でトップでした。

それでも勝てないのが箱根駅伝の難しいところ。来年こそは優勝可能なのでしょうか?

 

東海大学の今年のオーダーから抜ける選手を見る。
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下記が今年の東海大学区間オーダーと区間順位です。

 

  1. 三上 7位
  2. 阪口 7位
  3. 鬼塚 3位
  4. 春日 12位→卒業
  5. 松尾 12位
  6. 中島 2位
  7. 國行 10位→卒業
  8. 館澤 2位
  9. 湊谷 5位
  10. 川端 16位→卒業

 

卒業者は3名。しかし、長い距離ならどちらかというと上級生……というイメージでしたが結果的に3人ともに区間二桁と足を引っ張る形になってしまいました。

2区の阪口選手は決して悪くはなかったのですが、青学森田、東洋相澤が良すぎました。

この二人と神奈川鈴木健吾以外の日本人には負けていないので、かなり好走です。

5区松尾選手は28分台+ハーフ2分台と、他大学であればエースでもおかしくない実力者ですが駅伝になると今のところ大きな結果を残せずにいます。

中島、館澤、湊谷選手は安定した走りで追い上げてくれました。

中島選手はもう下りのスペシャリストと言っても良く、館澤選手も20キロをしっかり走れるところを見せつけてくれました。

 

▼今回は走っていない選手。

今回走っていない選手で一番期待できるのはやはり關選手でしょう。2区はもう阪口選手で計算できるようになったので、1区or3区でスピードを活かしたいところです。

他には28分半ばのタイムを持つ、塩沢、小松選手。ハーフで結果がでていて他大学なら余裕でメンバー入りの郡司、湯澤、西川選手に加え、かつての天才羽生選手もいます。

4年生が抜ける穴は特に気にすることはない選手層を誇っています。

 

▼現段階で来年のオーダーを組んでみた。

現段階で来年のオーダーを組んでみました。

 

  1. 關3
  2. 阪口3
  3. 館澤3
  4. 塩沢2
  5. 西田2
  6. 中島3
  7. 鬼塚3
  8. 松尾3
  9. 三上4
  10. 湯澤4

 

こうして並べると来期3年生になる学年ばかりになってしまいますね。

1区は關選手を満を持して投入し、できれば区間賞くらいの結果は出してほしい。

2区は今年結果を出した阪口選手で。悔しさを糧に来年は是非7分台と言わず、6分台で走破してくれると期待しています。

3区は館澤選手。なんだかんだ駅伝でいつも安定している気がします。4区塩沢選手は2年目にもなれば距離への適応は間違いないでしょう。

5区は西田選手で。もう急ごしらえで5区の選手を決めるのではなく、じっくり山の準備をしてスペシャリストになってほしい。

6区中島選手は固定として、7区鬼塚選手で復路のスタートはかなり万全な体制になります。

最近の箱根駅伝は6、7区で流れを作れる大学は結果が出せているので、東海大も乗り遅れてはいけません。

8区松尾選手、登りに強いのであれば8区は適正的にもぴったりでは?

9区三上選手はあまり外さない信頼できる選手です。そしてハーフで結果がでている湯澤選手でゴールテープを切る。

来年も悪くないオーダーがまだまだ組めますね。

 

東海大学の課題。

そう、悪くない区間オーダーが組めるんです。

それは今年も同じでした。關選手は外れたもののそれをカバーする選手層が十分にあるので全く問題にはなりません。

それでもやはり箱根駅伝は勝てない。

今はひとつでも失敗する区間があると優勝争いからは脱落する時代です。今年は4区、5区で完全に優勝争いからは外れてしまいました。

早いけど、強くない。そんな印象が東海大学にはあります。

トラック重視の指導をしているので仕方ありませんし、その姿勢を崩してほしくもありません。

けれど駅伝で早いし、強い東海大学になれれば、ぶっちぎりで優勝できる戦力なのは間違いありません。

かつて佐久長聖高校が複数の13分台ランナーを揃えたときのように、複数の27分台ランナーを揃えるのに期待しています!