僕の頭の中の悪霊~作家志望の雑記ブログ~

小説家になりたい人の書評メインのブログ。小説の創作論や、漫画アニメのサブカル、箱根駅伝のことなども語ります。

小説家になりたい人はブログ書いた方がいいよ!その理由を語る。


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どうも管理人です。

一応このブログの管理人はタイトルにもちょっと書いてますが小説家になりたいなぁと思っている中年です。

そのわりには小説についての話題が非常に少ない。まぁ視野を広げるために意図的に避けている部分もあるのですが、このページを見ている方の中には「俺も小説家になりたい!」って思っている人がいるかもしれません。

そんな方にたいして僕は唐突ですが、ブログを書き始めることをおすすめします。

 

▼ブログを毎日書く。それがまず練習になる。

これは前の記事でも結構書いたことなんですけど、小説を書くって色々考えすぎちゃって毎日書くのって結構困難だったりします。

あーでもないこーでもない、ってなっているうちに書くこと自体が完全にストップしちゃうんですね。ちなみに僕は何度もこの経験があります。

良いものを書こう書こうっていう意識が余計に筆のスピードを鈍らせます。だから書く習慣自体がなくなってしまう。

これは結構小説家を目指している人にとっては問題で、日常生活を思い返すと文章を書くって行為はほとんどない。取引先とかにメール打つくらいですね多分。

それにしたってほとんどが定型文だし、本当の意味で書くって行為はほとんどありません。

それがブログならすらすら書けちゃうわけですよ、全然考えてないから。考えてないっていうのは語弊があって少なからず考えてはいるんですけど、小説に比べると考えていないに等しいです。

だから毎日苦もなく更新ができるわけです。

といってもこの記事を書いている時点では継続日数が22日?くらいなのでよく言われる3か月毎日更新を目指す。という域には達していないわけですが、3か月毎日更新できればかなり文章を書くという行為が自然になるんじゃないかなと思います。

ちなみに僕は小説を書く際は大江健三郎にめちゃくちゃ影響を受けた文体なので、ブログでは軽い感じの文体を心がけています。

 

▼アウトプットすることの重要性。

これは本当に書いてみて一番感じたことと言っても過言ではないくらいなのですが、

アウトプットまじで重要。

とりあえず、僕たち小説家を目指す人たちって日頃からめちゃくちゃ本読むし、日常からかなりアンテナをはるわけです。だからインプットだけなら半端なくしてるんですよ。

(ちなみにもし自分は全然本も読まないし、日頃からアンテナも全然はってません、けど小説家になりたいです!という人がいたらまずは本をたくさん読んでから目指せ、と言いたい)

でも性格的に内向的な人が多いだろう同士たちは、かなりアウトプットをすることを苦手としているし、しようともしない。というのが現状だと思います。

お鍋のなかでそれはもう煮えたぎる気持ちをぐつぐつ煮込んでいるのにも関わらず、それをお皿によそって食べないから、じゃがいもとかの具材が煮崩れとかしちゃっておいしくなくなってしまう。中には煮込みに煮込んだ末になんかすごい美味しいスープができちゃったみたいな人もいるんでしょうけど、大体は煮込みすぎて良いことなんてありませんよね。

で、ブログを更新するって行為がなかなかどうして良い感じにアウトプットになります。

 

村上春樹も適度にアウトプットしている。

またお鍋の話に戻しますけど僕はこれを鍋のアクをとる作業だと思ってます。煮込みすぎるわけではなくても小説家はある程度はじっくり煮込んでから食べる=完全なアウトプット、つまり小説を書くという行為をする必要があると思います。

でも適度にアウトプットしないと「煮込みすぎてしまう」。この適度にアウトプットするのが、アクを取る行動だと思います。村上春樹とかは短編小説を書いて適度にアウトプットしますが、僕たちはそもそもまだ小説家ではないので短編を書くことが適度なアウトプットになり得ないわけです。

で、そこで出てくるのがブログの執筆ということ。

長々と語ってしまいましたが、そろそろアウトプットをすることの小説家を目指す上で感じた利点を書きますと、アイディアとか新しい発送がインプットだけしていた時に比べてはるかに多く浮かぶ、という点です。

これは本当に自分でもびっくりしたんですけど、この効果は間違いないです。

よく小説を書いていると、登場人物が何か生き生きとしてきて勝手に動き出すという現象に見回れますが、これも結局アウトプットの効用。

構想段階でもまずちょっと書いてみる、っていうのが効果的なのと同様に、ブログでちょっと何か考えたことを書いてみる、っていうのが非常に効果的なんです。

科学的にも自分の考えていることを文字に起こしたりして反芻することが、頭の中の情報を洗練させる上で大事であるという結果が出ているそうです。

つまり、昔の文豪みたいにうんうん唸っているよりかは何かを書いていた方が絶対いいってことでしょう。

 

▼まとめ。

ブログを書いてアウトプットすることはそのまま小説を書く上でかなり直結的に役に立つと思います。

それにブログに書いた文章をネット上で誰かに見てもらうということ自体が、書くことへのモチベーションを保つための「楽しさ」になると感じます。

広告収入で数字として成果がでるのもまた楽しいですからね!

僕はとりあえずこのブログをある種の修行ととらえて、毎日更新3ヶ月!へ向けて真摯に取り組みたいと思います。